GRAY COLOR METHOD NISHIGAI LABO

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A+Bの法則
色彩学に基づいたカラーリング方法

A+Bの理論|CALON流カラー設計の基礎

A+Bの理論とは、
髪の状態(A)と、カラー剤・薬剤設計(B)を分けて考え、“髪の現状に合わせて薬剤を最適化する” ためのCALON独自の理論です。

従来のように「この色ならこの薬剤」という“色味先行”ではなく、髪質・白髪率・ダメージ・履歴・水分量・油分量・硬さなど
【A=髪の素材】を基準に、それに最も合う【B=薬剤の強さ・アルカリ量・染料量】を調整しながらブレンドする。
これが《A+Bの理論》です。

A:髪の素材を正しく診断する(素材診断)

Aでは、次の項目を細かく見極めます。

✔ 白髪の量・白髪の質

・硬い白髪
・細い白髪
・浮きやすい白髪
・染料を吸いやすい/吸いにくい白髪

✔ 髪のダメージレベル

・アルカリダメージ
・ブリーチダメージ
・酸化不足のダメージ
・水分不足、油分不足
・疎水毛/親水毛

✔ 髪の太さ・硬さ・くせ

・硬毛→アルカリが入りにくい
・軟毛→入りやすい
・エイジング毛→薬剤の反応が不安定

✔ 履歴

・ホームカラー
・黒染め履歴
・ヘナ・カラートリートメント
・過去の強い白髪染めの残留

Aの診断は、薬剤を決める“地図”の役割。
誤診するとBでどんなに工夫しても理想の結果は出ません。


B:薬剤設計(ブレンド・調整)

Bでは、Aで診断した素材に対して、最適な薬剤の “強さ” “量” “種類” を調整します。

✔ アルカリ量のコントロール

・髪の体力に合わせて必要最小限に
・エイジング毛はアルカリを減力
・黒く沈んでいる履歴毛はアルカリをやや強く

✔ 過酸化水素の濃度

・白髪率
・髪の体力
・色の抜けにくさ
に合わせて調整

✔ 染料量(色の濃さ)

・白髪染めは染料が重く沈む
・グレーカラーメソッドでは“濃さを引く”
・透明感を出したい場合は淡い染料に変更

✔ 複数カラー剤のブレンディング

・根元用と毛先用で別設計
・エイジング毛にはダメージケア成分をプラス
・ミネラルトリートメントやカチナをミックスして酸化を抑制

✔ 酸化コントロール

・完全酸化を促す
・水素・オゾン・ミネラルで残留薬剤を除去
・退色しない・濁りにくい仕上がりへ


A+Bの理論が必要な理由

1. 大人女性の髪は“不確定要素”が多い

40代を超えると
・くせ
・乾燥
・黒い残留
・白髪の不揃い
など、反応が不安定になります。

均一な薬剤では仕上がりがブレやすいため、A+Bで“素材に合わせた処方”が不可欠。


2. 透明感・艶・若々しさは“減算方式”で作る

従来の白髪染めは「足す」=濃い染料の発想。

A+Bは「引く」=アルカリ・染料量を必要最小限にというアプローチ。

濁らない、黒く沈まない、ふんわり見える
→ グレーカラーメソッドとの相性が抜群


3. 再現性が高い(毎回ブレが出ない)

Aで診断
Bで処方
を毎回繰り返すことでお客様がいつ来店しても同じクオリティを提供できる

リピート率、単価アップに直結します。


A+Bの理論 × グレーカラーメソッド

グレーカラーメソッドは “白髪を活かすカラー”。
A+Bの理論があることで、次が可能になります。

✔ 黒くならない
✔ 濁らない
✔ 透明感が出る
✔ 根元が馴染む
✔ エイジング毛にも均一に染まる
✔ 毛先は柔らかく艶が出る

A+Bは、グレーカラーメソッドを成功させるための“土台”となる理論と言っても過言ではありません。