GRAY COLOR METHOD
ハイライト
白髪染めの悩み

hajime_kubota

こんにちは、熊本の久保田です。
本日は頭皮がかぶれてカラーが出来ない。
だからヘナで髪を染めてる!
だけど本当はオシャレに白髪染めしたい!って方にオススメの方法をお伝え致します。
まず絶対に守らないといけないことはこちらですよね!
・頭皮につかないようにする
・極力カラー剤は使わない
この二つになります。
本当にカラーでのジアミンアレルギーが酷い方は、ゼロテクという頭皮につかないテクニックで塗布したとしても、お客様自身は不安だと思うのです。
ならどうするのか?
ヘナみたいな色だと嫌だし、オシャレもしたいけどかぶれが怖いし。。
悩みますよね。
まず被れる原因をご存知でしょうか?
理由はこちら
・カラー剤に入ってるジアミンアレルギー(色をつける成分)←カラートリートメントの染料はHC染料、塩基性染料なので被れないものになる。
・カラー剤やブリーチ剤に入ってるアルカリ。←地肌につけなければ回避出来る。
・カラー剤やブリーチを反応させるために使うオキシドールによる被れ。
これが原因です。
基本的にオーガニックカラーも通常のカラー剤も被れの原因になる物は全て入ってますので、アレルギー持ちの方はNGです。
ハーブカラーやヘナはアルカリが入ってないため、明るく出来なので色が楽しめません。
あと物によっては少し染料が入ったケミカルを入れた物があるので、NGな場合もある。
天然のハナはアルカリ剤も、過酸化水素もジアミン染料も使わないため安全ですが、草負けしてしまう方はアレルギーが出るので注意が必要です。
このようなアレルギーの状態になったときオススメなのがこちら!
・ハイライトを2〜3種類使う
・ローライトを入れる
・彩度の高いカラーを髪型の中に5%くらいデザインとして入れる
・ハイライト後はカラートリートメントで全体に色をつける
ホイルワークというアルミホイルの上で塗るので絶対に頭皮につかないこと。←そもそも根本を空けて塗るので頭皮につかない。
ただし根本を染めないため、白髪は染まってません。
だけど色々な色が入ってるため、何が何か分からないので白髪が目立たなくなります。←木目調みたいになるからです。
最後はカラートリートメントで少し色を入れて馴染ませます。
本当に酷いジアミンアレルギーの方は、流しの一瞬つくのでもアウトな方がいます。
そういう方には
リミテッドブリーチでハイライト入れた後に、カラートリートメントでローライトと、アクセントカラー、全体のカラーを入れていきます。
手間はかかりますが、ジアミンアレルギーを確実に防ぎつつデザインを楽しめます。
さて。どんな風になるのかはこちら。
beforeはこんな感じ
after
白髪染めてないけど、ぼけた感じになり分らないですよね?
このようにハイライトを色々作れるのはリミテッドブリーチという西海先生が考案したテクニックのおかげです。
美容業界の通常ではブリーチ剤にトリートメントを入れます。それで減力っていうのを行います。
ただ、このやり方はパワーがあるブリーチに対して、パワーを薄める、弱めるため、どのくらい弱めたのか?減力出来たのかが定かでは無い選定になります。
これが逆だとどうなのか?
トリートメント剤のような物に、ブリーチ足すという逆アプローチですね。
そうすると
パワーが0の物に必要な分、10%、20%、30%、、、etc
お客様のオーダーに対して必要な分のブリーチのパワーを足せばいいので、どのくらいお客様の髪に負荷をかけるのか?
イメージしやすいです。
なのでこのように
2〜3種類のハイライトが作りやすくなるのですね。
例えるなら
水色という色を作りたいときに
白の絵の具に必要な分の青を足すのか?
それとも濃い青に対して白を足し続けて水色をつくるのか?
の差です。
絶妙なイメージする水色をつくりたいなら前者の方が分かりやすいですよね?
これはとても薬剤を使う上で大切です。
パーマや縮毛矯正に対しても通ずるものになり、薬剤を使う際にはマストな考え方だと思います^_^
話は戻りますが
カラーによる被れは怖い。けどオシャレは楽しみたい!という方はこの方法なら可能なので、是非とも試して頂きたいです^_^
気になる方はリミテッドブリーチ、グレーカラーメソッドのテクニックを体験されてみてくださいね!