GRAY COLOR METHOD NISHIGAI LABO

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白髪染めが不自然なのはなぜ?

GRAY COLOR METHOD
白髪染めの悩み

MARIA KIKUCHI

白髪染めをすると余計に老けむような気がする・・・
「あ、あの人白髪染めしてる!」
他人がしている姿を見て、不自然な色だなぁ、、私も白髪染めしたらそうなってしまうのかなぁ。と、不安になったり、お悩みではございませんか?
でも、ご心配要りません!
「グレーカラーメソッド」で染めると、白髪がなかった頃と変わらない
ヘアカラーを継続していくことができます!

グレーカラーメソッドのご説明の前に、白髪染めがなぜ不自然に見えてしまうのか?
私は、美容師になってから「グレーカラーメソッド」しか知らずに育ちました。白髪染め専用薬剤で人を染めたことがありません。普通に綺麗に染まった質感しか知らない私は、お客様が白髪染めの存在に怯えていることを知り、驚きました。
ご来店理由の中で不自然な白髪染めの仕上がりに悩まれていることが多く、なぜ一般的な白髪染めが不自然に見えてしまうのか?
原因を調べてみました。

人工的なのっぺり感。
多くの白髪染めは、しっかり染まりすぎて髪に濃淡がなくなり、のっぺりとした印象を与えます。
自然な髪の色には元々細かな色のバリエーションや影があるため(透明感、立体感)均一すぎる色合いは人工的に見える原因となります。

染めた後の変化が目立ちやすい。
白髪染めに欠かせない濁った黒褐色の染料の影響で根元が伸びてくる白髪との差が目立ちやすくなります。生え際や分け目が気になります。特に濃い色に染めた場合、少し伸びただけでも白髪が強調され不自然に見えます。

黒褐色の影響
白髪をしっかり隠そうとして、濃いめの白髪染めの薬剤を使用すると、肌の色や髪全体の質感と合わないことがあります。(特に根元だけを染めるリタッチだけの際)もみあげや、顔まわりの見えるところをしっかり染めた結果、暗くなりすぎた沈んだ影ができ、自然な雰囲気が損なわれやすくなります。

光の反射・透過による不自然さ
白髪染めの染料は、天然の髪色や、ファッションカラー(おしゃれ染め)の髪色とは異なる光の
透過・反射特性を持つことがあり、光に当たると不自然なギラつきや、色合いに見えることがあります。特にくすんだ緑み青みが強い黒や赤みが強い茶色は、光によって人工的に見える場合があります。

自然なハリコシが失われる。
キューティクルの傷みが出る。

短期間のサイクルで繰り返し染色を行い、髪にダメージを受けるとハリコシが低下し、髪全体がパサついて見えることがあります。ファッションカラーと比べ、白髪染め専用の薬剤は染め上がりが黒っぽくても暗くても、アルカリのパワーが13トーンや14トーンに設定されて、キューティクルをしっかり開き、白髪をしっかり染める仕組みで作られているケースが多くハイトーンカラー(ブリーチ手前くらい)と同じダメージを受けています。刺激を強く感じるのも関係がある可能性が考えられます。色が暗いから傷んでいないことにはならず、キューティクルが剥がれやすくなり、髪がうねりやくすなるため細くなってヨレヨレしてきます。健康な自然な髪とは異なったゴワゴワする触感や艶のなさに違和感が生じやすくなります。

年齢と髪色のギャップ。
加齢に伴い、肌や顔立ちにも変化があるため、若い頃の艶が失われていくのに追い打ちをかけるように白髪染め特有のゴワゴワなどによって自然な艶を失い印象も不自然に若造りしているように見えて違和感を感じることがあります。

自然に見せるためのPOINT
・自然な色味と艶感、透明感を意識する。
・肌色が引き立つトーンバランスを意識する。
・ハイライトの下地作りなどをして白髪をバランスよくぼかす
・カラー後のアフターケアでアルカリや過酸化酸素の残留をさせない
・保湿ケアを十分に行う

若い頃と同じような髪色は不自然に見えることがあると、よく一般的には言われますが「色」ではなく『質感』ではないかと考えます。髪に艶があれば生き生きとして見えて、昔とさほど変わらない印象を保つことが望めます。普通の白髪染めをしていたらかないませんが、
『グレイカラーメソッド』なら、叶います!

グレーカラーメソッド
ファッションカラーだけで
白髪も染める方法です。

白髪と黒髪のコントラストがあるを透明感で近づけます(NB10)
仕上がりイメージのブラウンの軸となるブラウン(N B6/NB8)をブレンドします。
最後に白髪が染まるN B 4/NB3(白髪の量によって入れる分量を調整します)をブレンドします。
色味のニュアンスを季節ごとに楽しんだり、トレンドのニュアンスを楽しむ場合は
20%ほどアッシュ、グレージュ、ピンク、
オリーブ、オレンジ、ハニーゴールド、レッド、ヴァイオレット、ラベンダーなど
の色味を加えます。
全てファッションカラーの薬剤を使います。
ファッションカラーラインの黒は柔らかい優しい黒みです。キューティクルを開かせるパワーも毛髪の体力によって選定していくので必要以上に傷みません。そうすると自然なハリコシや艶が保持されたまま白髪もしっかり染まり、顔色も綺麗に見え、生え際が出てきた時も少し気が楽に見れるようになれます。3〜4色ほどブレンドしてオーダーメイドのように薬剤選定をし、染めていく。
カラーリングをし始めて新い自分と出会って、ワクワクして過ごしていた日々を取り戻しましょう!
ぜひ、あなたのこれからの未来を明るく楽しくお過ごしできるよう、髪の分野でお役に立たせてください!お気軽にご相談ください!( ◠‿◠ )