Beauty and Care CALON
朝きちんとブローしたのに、お昼にはトップがぺたんこ。分け目がぱっくり割れて、地肌が透けて見える気がする――。40代になって「髪のボリュームが出なくなった」と感じる方はとても多くいらっしゃいます。
ボリュームが出ないと、同じ髪型でも疲れて見えたり、年齢より上に見られたりしがちです。この記事では、40代から髪がぺたんこになりやすい理由と、毎日のケアやスタイリングでできる工夫をご紹介します。
40代から髪のボリュームが出にくくなる理由
1. 髪の1本1本が細く、やわらかくなる
年齢を重ねると、髪の1本1本が少しずつ細く、やわらかくなる傾向があります。同じ本数でも、1本の太さが変わるだけで全体のボリューム感は大きく変わります。
2. 根元の立ち上がりが弱くなる
髪が根元から立ち上がる力は、髪のハリやコシ、そして頭皮のコンディションに左右されます。髪のハリが弱くなると、髪自身の重みで根元がつぶれやすくなります。
3. 頭皮のコンディションの変化
頭皮が乾燥したり、こわばったりすると、髪が育つ土台のコンディションも揺らぎやすくなります。反対に、皮脂やスタイリング剤が残っていると、根元が重くなりぺたんとしやすくなります。
4. うねりやパサつきで、髪がまとまらない
40代からは、うねりやパサつきも出やすくなります。表面が広がるのにトップはつぶれる、というちぐはぐな状態になりやすいのも、この年代の特徴です。
うねり・白髪・ボリューム不足がなぜ同じ時期に起こりやすいのかは、「40代から増える髪の悩み」で詳しく解説しています。
ボリュームを奪う、ついやりがちな習慣
- いつも同じ分け目:同じ場所で分け続けると、その部分がクセづいて割れやすく、地肌も見えやすくなります。
- 濡れたまま放置・自然乾燥:髪は乾くときの形でクセがつきます。根元が寝たまま乾くと、そのままぺたんこに。
- コンディショナーやトリートメントを根元までつける:重さが根元に残ると、立ち上がりにくくなります。
- 重めのスタイリング剤をたっぷり使う:オイルやバームのつけすぎは、トップをつぶす原因に。
今日からできる、ふんわりを保つ工夫
1. 根元から乾かす
ドライヤーは、まず根元から。指の腹で地肌をこするように動かしながら、根元に風を入れて乾かします。トップは髪を前に倒して、後ろから風を当てると立ち上がりやすくなります。毛先は最後に、8割ほど乾いてから整えましょう。
2. 分け目をときどき変える
いつもの分け目から1〜2cmずらすだけで、根元がふわっと立ち上がります。ジグザグに分けるのもおすすめです。白髪が気になる場所を避けて分け目をつくれるのも、うれしいポイントです。
3. トリートメントは「中間から毛先」に
トリートメントやコンディショナーは、根元を避けて中間から毛先につけましょう。すすぎもしっかり行い、根元に重さを残さないことが大切です。
4. 頭皮をやさしくほぐす
シャンプーのときに、指の腹で頭皮全体をやさしく動かしましょう。爪を立てず、頭皮そのものを動かすイメージです。こわばりやすい頭頂部は、特にていねいに。
サロンでできること
カットで「重さの位置」を変える
ボリュームは、カットで大きく変わります。トップに軽さを出し、重さの位置を少し上にすると、ブローをしなくてもふんわりした印象になりやすくなります。
カラーの色と立体感
暗すぎる単色のカラーは、髪をぺたっと重たく見せることがあります。明るさの違う細いハイライトで立体感をつくると、同じ髪の量でもボリュームがあるように見えます。白髪がなじみやすくなるのも、大人の髪にはうれしい点です。
髪の内部を整えるケア
細く、ハリが弱くなった髪には、表面をコーティングするだけでなく、髪の内部を整えるケアを組み合わせることで、扱いやすさを実感しやすくなります。
よくある質問
Q. パーマをかければボリュームは出ますか?
A. 根元のボリュームを出すパーマもありますが、髪が細くやわらかくなっている場合は、髪への負担も考える必要があります。まずはカットやブローの工夫、髪の状態を見ながら判断するのがおすすめです。
Q. 抜け毛が増えた気がして心配です。
A. 季節や体調によって抜け毛が増える時期もあります。ただ、急に増えた、地肌が目立つ範囲が広がっているなど、気になる変化が続く場合は、皮膚科などの医療機関に相談すると安心です。
Q. ボリュームを出すシャンプーを使えば大丈夫ですか?
A. シャンプーは、洗い上がりの軽さや頭皮を清潔に保つうえで大切ですが、それだけで劇的に変わるものではありません。乾かし方や分け目、カットなどを組み合わせることで、ふんわり感を保ちやすくなります。
まとめ ― ボリュームは「つくれる」もの
40代からのボリュームダウンは、髪の太さやハリ、頭皮のコンディションの変化が重なって起こります。年齢だからとあきらめず、乾かし方や分け目、ケアのつけ方を少し変えるだけでも、毎日の髪の印象は変わっていきます。
カットやカラーでできることもたくさんあります。ふんわりした髪をあきらめたくない方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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