
Beauty and Care CALON

40代になると、「昔はこんなに髪がパサパサじゃなかったのに…」と感じることが増えませんか?
年齢とともに髪の水分保持力が低下し、乾燥やごわつきを感じる方が多いのが現実です。
しかし、適切なケアをすれば、潤いと艶のある美しい髪を取り戻すことは可能です。
今回は、40代からの髪のパサつきを改善するための方法を詳しく解説します。
1. シャンプーの見直しで潤いを守る
髪の乾燥を防ぐためには、洗浄力の強すぎるシャンプーはNG。
特に「高級アルコール系」のシャンプーは脱脂力が強く、40代の髪には負担が大きくなります。
そこでおすすめなのが、「アミノ酸系」または「ベタイン系」のシャンプー。
ただし、髪がカラーリングで痛みすぎていたり、油っぽさを感じる髪が痛んで絡むなどの悩みがある場合、週に2回ほど
ラウレス硫酸ナトリウム系のシャンプーを使うこともオススメします。
しかし、ドラックストアの商品よりサロン専売品で選びましょう!
髪と頭皮に優しく、必要な潤いを残しながら洗い上げることができます。
さらに、シャンプーの方法も重要です。
熱すぎるお湯は髪の水分を奪うため、38℃程度のぬるま湯で洗うことを意識しましょう。
シャンプー前の予洗いをしっかり行うことで、摩擦を減らしながら汚れを落とすことができます。
2. コンディショナーやトリートメントを適切に使う
シャンプー後のケアも見直してみましょう。
コンディショナーは毛先中心に馴染ませることで、髪の表面を整え、パサつきを抑えます。
一方で、トリートメントは髪の内部に栄養を与える役割があるため、週に2~3回取り入れるのが理想的。
シャンプー後の洗い流しをしっかりするのが、ポイントだったり、シャンプーブラシなどでコーミングしてから流しましょう。効果あり
特に、髪の乾燥が気になる方には、水分補給型のトリートメントが有効です。
シロキサン、ヒアルロン酸やセラミド、ホホバオイルなどが配合されたものを選ぶと、しっとりとした仕上がりになります。
3. ドライヤーの使い方を工夫する
ドライヤーの熱は髪の乾燥を悪化させる原因のひとつ。
でも、正しい使い方をすれば、ダメージを最小限に抑えながらしっとりと仕上げることができます。

ポイント
- しっかりタオルドライしてから乾かす
- 乾かす前にアウトバストリートメントを使用する
- ドライヤーは15~20cm離して、根元から乾かす
- 冷風でキューティクルを引き締め、ツヤを出す
- マイナスイオンが出るドライヤーを使うこと
特に、乾かす前にオイル系のトリートメントをなじませると、熱による乾燥を防ぎ、髪にしっとりとした潤いを与えることができます。
4. 内側からのケアで髪の質を向上
外側からのケアも大切ですが、髪の健康は体の内側からも作られます。
40代になると、女性ホルモンの変化によって髪のハリやコシ、脂分が低下しやすくなるため、栄養バランスを意識した食事を心がけることが重要です。
積極的に摂りたい栄養素
- タンパク質(大豆、卵、鶏肉、魚など):髪の主成分ケラチンの元になる
- オメガ3脂肪酸(青魚、ナッツ類):髪の潤いをキープ
- ビタミンB群(レバー、納豆、アボカド):髪の成長をサポート
- 鉄分(赤身肉、ほうれん草、貝類):抜け毛を防ぎ、健康な髪を育てる
また、水分補給も意識しましょう。
体内の水分が不足すると、髪も乾燥しやすくなります。
1日1.5~2Lの水をこまめに飲むことを心がけてみてください。
5. 紫外線・外的ダメージから髪を守る
40代の髪のパサつきを防ぐためには、紫外線や外気のダメージ対策も欠かせません。
対策方法
- 外出時はUVカットスプレーを使う
- 帽子や日傘で紫外線をブロック
- 洗い流さないトリートメントで髪をコーティング
特に紫外線は髪の内部の水分を蒸発させ、乾燥や退色の原因になります。
年間を通して紫外線対策を行うことで、髪の潤いをキープできます。
まとめ
40代になると、髪の乾燥やパサつきは避けられないものと思われがちですが、適切なケアを行うことで、潤いと艶のある美髪を維持することは十分可能です。
- シャンプーで優しく洗う
- トリートメントで髪に栄養を補給
- ドライヤーの熱ダメージを抑える
- 食事で内側から髪をケア
- 紫外線ダメージから髪を守る
日々のちょっとした習慣を見直し、年齢を感じさせないツヤ髪を手に入れましょう!
