
Beauty and Care CALON

50代からの髪の悩み——もう若くはないけれど、美しくいたいあなたへ
「最近、髪が細くなってきた気がする」「ボリュームが出ない」「白髪が増えて、老けて見える」……。
そんな風に感じることが増えてきたのは、50代を迎えてからではありませんか?
年齢を重ねると、お肌だけでなく髪や頭皮にも“エイジング”のサインが現れ始めます。
実は、髪の印象は見た目年齢に大きな影響を与える重要な要素。
どんなにメイクを頑張っても、髪がペタッとしていたり、パサついていたり、色がくすんでいたりすると、疲れて見えたり、実年齢以上に見られてしまうこともあります。
今回は、そんな50代女性が抱える髪の悩みと、その解決に向けたヘアケアのヒントを、美容ライターの視点からお届けします。

【1】髪が細くなり、コシがなくなった
年齢とともに、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が減少すると、髪を太く・しなやかに育てる力も弱まってきます。
これにより、髪は細く、コシが失われ、全体的にハリがなくなっていくのです。
さらに、頭皮の血流も低下するため、栄養が行き届きにくくなり、髪の成長そのものが鈍くなってしまいます。
対策ポイント:
・頭皮マッサージで血行を促進する
・栄養価の高い食事やサプリメントで髪に必要な成分を補給する(亜鉛、ビオチンなど)
・髪にボリュームを与えるシャンプーや、立ち上がりをよくするドライ法を取り入れる
サロンを、変えるのも一つの方法だと思います、しかし、ブログやインスタでしっかり確認をしましょう、グレーカラーメソットで行っているサロンは、お勧めです。
シャンプーなどを、変えるのも良いと思います。何気に髪に合わないタイプなどを使っているケースもあります。一般的には、アミノ酸が良いと言われていますが人によっては合わないケースもあります。特に髪が細くなってしまっている場合は、ボリュームが出にくくなることもあります。
【2】白髪が増えて、ヘアスタイルが決まらない
50代の髪悩みで最も多く挙げられるのが「白髪」です。
ただ、白髪を単純に「染める」という発想では、かえって髪が黒くなりすぎて重たく見えたり、不自然な印象を与えてしまうことも。
とくに「白髪染め=暗い色」「白髪=老け見え」という思い込みが、ヘアカラー選びを難しくしている女性が多くいらっしゃいます。
対策ポイント:
・ファッションカラーを活用した“白髪ブレンド”で自然にカバー
・ハイライトやローライトで立体感を演出し、髪色の濁りを防ぐ
・髪にダメージを与えにくいカラー剤を選び、トリートメントと併用することでツヤ髪をキープ
少し、髪を透明感が出るように明るく染めるのも良いと思います。
色で言えば、ベージュ系やナチュラル系がおすすめです。
【3】髪のパサつき・うねり・広がり
髪の表面を守るキューティクルは、年齢とともにダメージを受けやすくなります。加齢によって水分・油分の保持力が低下し、髪は乾燥しやすく、パサつきやうねり、広がりが出てくるように。
これらの状態が重なると、髪はまとまりにくくなり、セットも決まりづらく、毎朝のスタイリングがストレスに。
対策ポイント:
・水分保持力の高い“アミノ酸系”のシャンプーを使う
・週1〜2回、集中補修系のトリートメントで保湿を強化
・ドライヤー前にアウトバストリートメントを使って、熱ダメージから髪を守る
『縮毛矯正』エイジング毛に特化したサロンが良いと思います、特にミネラルを豊富に含んだ縮毛矯正はお勧めです。白髪お目の方法を変えるのも効果が出ると思います。半年ぐらいはかかるかもしれませんが、良い髪が生えてくる可能性があります。
【4】髪のボリューム不足で老け見え
顔まわりに髪のボリュームがあると、それだけで若々しく見えるもの。逆に、トップやつむじがペタンとしていると、それだけで老けた印象になります。
50代になると、毛量そのものが減るだけでなく、一本一本の髪が細くなるため、ボリューム感が出にくくなるのです。
対策ポイント:
・根元に立ち上がりを出すブロー方法を習得する
・パーマやストレートなどの髪質改善施術で、根元のボリューム感をコントロール
・ミネラルトリートメントなどで髪内部のミネラルバランスを整え、ハリ・コシをアップ
ミネラル入りのシャンプーなどもお勧めです。
3日に1度ぐらいアミノ酸から他の活性剤の物を使うのもお勧めです。

【5】縮毛矯正やカラーで髪が傷みやすい
エイジング毛は、若い頃よりも薬剤の影響を受けやすくなっています。縮毛矯正やカラーリングを繰り返すと、思った以上に髪が傷み、ゴワついたり、ヨレたり、色持ちが悪くなるという問題に。
対策ポイント:
・薬剤選定を熟知した美容師に相談し、酸性系の施術を選ぶ
・カラーや矯正の前後には、抗酸化作用のある「水素トリートメント」や「ミネラルケア」を取り入れる
・髪のpHバランスを整える処理剤を使って、内部ダメージを予防
「年齢だから」と諦めない。髪から美しさを取り戻す50代へ
50代は、これまで頑張ってきた自分をいたわりながら、次のステージへと進むための大切な時期です。髪のエイジングも、その一部。けれど、それは“終わり”ではなく、“新しい美しさ”の始まりでもあります。
「若く見せる」ためではなく、「今の自分を、より美しく輝かせる」ために、髪に手をかけてあげてください。
あなたの髪は、年齢を重ねたからこそ醸し出せる魅力に満ちています。